山陽盃酒造における、新酒の第一弾として登場するのがこの純米酒です。
火入れ純米酒と同じく、地元米の「兵庫北錦」を原料米にしております。
新酒らしくフレッシュながらも、上槽初期のころは若干の硬さも感じるこのお酒。
時が経つにつれ、円くなりスッキリ飲めてしまいます。
また、香りはお米由来の香りながら、含むとフルーティーさが感じられます。
凝縮された旨みとキレのバランスが素晴らしい、できたてほやほやの日本酒です。

※七宝(しっぽう)とは・・・
2019年より始まった地元兵庫の「兵庫北錦」を使用した生原酒シリーズです。
七宝は仏教の経典に記述されている七つの宝のことで、ラベルにも七宝柄があしらわれています。
地元の米にこだわる山陽盃酒造にとって最も多く使用されている「兵庫北錦」は思い入れのあるお米。
円(縁)が連鎖する七宝柄は人との繋がりをを表す縁起の良い柄。
蔵元での大きな火災を経験し、酒造りが出来る喜びと、地元や米作りに携わる方々、そして播州一献を愛する飲み手への感謝の思いを込めた新シリーズが「七宝」です。

使用米：兵庫北錦　 磨き：65％

創業1837年（天保８年）。かつて、高瀬舟が米や材木を運んでいたと言われる揖保川のほとり、旧城下町である 兵庫県宍粟市山崎町にある蔵元で、「播州一献」は造られています。 「播州一献」とは「播州地域の良質の米・水・環境を使い地酒本来の持つ良さを大切に醸したお酒をどうぞ」との思いが こもっています。