福島県の會津若松市にある観光地としても有名な、鶴ケ城のすぐ近くにある宮泉銘醸は、昭和29年に會津の老舗である春花酒造�蠅�ら分家創業しました。
代表銘柄は、蔵の名前にもなっている『宮泉』と『冩樂』。酒名『宮泉』は中国の欧陽詢(おうようじゅん)の詩「九成宮醴泉銘」(きゅうせいきゅれいせいめい)と蔵の井戸が酒造りにもっとも適するという灘の「宮水」に極めて近い水質を示すことから名づけられました。
九成宮というのは、唐時代の皇帝の離宮の名前であり、詩は、「貞観六年(632)、かの有名な大宗皇帝がこの九成宮に避暑に出向き、皇后と一緒に散歩していた時、場内の一角にかすかに湿り気のあるのに気づき、皇帝が杖で突きしたところ、まるであまざけのように美味しい泉が湧き出たという古事にちなんで、この離宮に湧き出た、あまざけのように美味しい泉をイメージし名づけました。