奈良の風土を強く感じる特別な限定品『風の森 山乃かみ』のご紹介です。
原料米には風の森のスタンダードである奈良県産の秋津穂を65％精米で使用。
「より奈良らしく」を目指して奈良の米と奈良の酵母を用い、風の森の新たな世界を
目指して醸された限定品です。

風の森では基本的に7号酵母を使用していますが、今回風の森で初めての『山乃かみ酵母』という特殊な酵母を使用。山乃かみ酵母は、平成24年春に奈良県三輪・大神神社の神域において御神花とされる「ササユリ」から採取された奈良県独自の花酵母。
三輪山の西にある、古代の酒器が出土した「山ノ神遺跡」にちなんで名付けられています。
まるで三輪山の森の中にいる様な、山乃かみ酵母の生み出す森の木々を感じさせる深い香り。風の森ならではの複雑な五味が絡み合った厚みのある味わい、超硬水の仕込水に由来するミネラル感。これらの要素が一体となり、風の森らしさを持ちながらも明らかに新しい雰囲気を感じさせる唯一無二の味わいです。

また、本品は令和6年能登半島地震で被災した酒蔵への復興支援チャリティ酒となっています。『風の森 山乃かみ』1本につき100円を、油長酒造様から石川県酒造組合連合会の義援金口座に寄付する仕組みです。伝統ある能登の酒蔵が少しでも早く元に戻ることを祈るばかりです。

使用米：奈良県産「秋津穂」
精米歩合：65％

300年の伝統をもつこの蔵の主役は、20代、30代の若者たち。
『日本酒の価値とは何か？それは、人が食事をして酒を飲む。という日常を、より豊かに愉しいひとときに変える事だと思う。そのために風の森はどのような日本酒を造り、その役割を担うのか。お酒を飲むという一連の動きの中で人間の五感をくすぐる酒を提供したい。そのためには活き活きとしたライブ感あふれる日本酒を造りたい。』
このような想いを追求しながら、 若い力で世界に挑戦する日本酒を生み出しています。