
国分酒造が新たに送り出す芋焼酎「sunny cream(サニークリーム)」は、グラスを傾けた瞬間、ふわりと立ちのぼるバナナのような甘い香りが印象的です。
国分酒造といえば、「フラミンゴオレンジ」や「クールミントグリーン」といった、果実を思わせる華やかな焼酎で多くのファンを魅了してきました。その一方で、安田杜氏の胸の奥には、平成7年に生み出した「黄麹蔵」をさらに進化させたいという静かな情熱が、ずっと灯り続けていたのです。
令和元年、「クールミントグリーン」の仕込みの際に感じた、バナナやメロンのような甘やかな香り。その余韻が、杜氏の心に新たな挑戦の火を灯しました。
「黄麹蔵」の仕込み配合に、「クールミントグリーン」と同じ白麹と酵母を組み合わせてみる。そうして生まれたのが、想像を超える香りと味わいを持つ「サニークリーム」でした。
グラスに注げば、バナナやメロンを思わせる甘く華やかな香りがふわりと広がり、芋焼酎であることを忘れてしまうほどのフルーティーさが舌の上に残ります。
ラベルには、クリーム色の花とバナナのような香りを持つ木蓮「カラタネオガタマ」がそっと描かれ、ボトルを手に取るたびに、やさしい余韻を感じさせてくれます。
冷やして、ロックや炭酸割りで味わえば、香りと味わいがより一層際立ちます。
挑戦を重ね、進化し続ける国分酒造がたどり着いた新たな頂き。「sunny cream(サニークリーム)」の一滴一滴に、杜氏の想いと時間が静かに溶け込んでいます。どうぞ、心ゆくまでご堪能ください。