京都・伏見に蔵を構える新進気鋭の酒蔵、日々醸造。率いるのは名人・松本日出彦氏。そんな蔵からリリースされる定番商品がこの『日日 山田錦』です。
兵庫県・東条地区の中でも旧米田村、東条岡本村産の山田錦のみを使用した一本で、精米歩合や酵母、その他スペックは全て非公開。
そういった造りの技術等を意識せず、米や水、ひいては『風土』を味わってもらえたら、との思いが込められています。また、2022年6月より生もと仕込みに変更されており、より一層その仕込みの際の空気を味わいの一部として取り込む試みをしています。

香りは非常に穏やか。控え目で食事の邪魔をしない程度の優しく甘い香り。
口に含むと、火入れながらもほんのりとしたガス感を感じさせ、フレッシュな雰囲気を味わえます。
柔らかく透き通るような甘さとじんわりと広がる旨味。そこから優しい酸が姿を現し、そっと美しく引いていくキレを魅せます。
全体を通して優しさを感じさせるような酒質は、どんな食事とも相性よく楽しめます。

いつでも手元に置いておきたい、安らぎを感じる一本です。

使用米:東条岡本村産山田錦   磨き:非公開

古くから酒蔵の建ち並ぶ京都・伏見の地に新たに生まれた酒蔵がこの『日々醸造』。
松本日出彦氏を中心として少数精鋭での酒造りに挑みます。
松本日出彦氏の深い考えを基に、使用米は全て最高クラスの酒米播州山田錦、水は
柔らかな口当たりをもたらす京都・伏見の湧水を使用しています。

酒造りという文化と向き合い、人、道具、原料、その土地、更には蔵の開設前に全国の銘醸蔵を巡って経験してきたこと…。その全てが活かされ詰め込まれた、日々醸造の
お酒は、どんなシーンにもマッチする、シンプルながらもしっかりとした良さを感じさせる味わいです。