2020年にデビューした、宮城県産酒造好適米の新品種「吟(ぎん)のいろは」。
酒造好適米としては「蔵の華」以来、23年ぶりの新品種の誕生となりました。
「吟のいろは」は大粒で心白がよく入る特性の「出羽の里」を父とし、冷害への強さを持つ「げんきまる」を母として交配、育成。
味わいに膨らみがあり、柔らかな酒質に仕上がるとされています。
名称は「吟味」や「吟醸」から一文字を取り、「基本」という意味の「いろは」と合わせ、また、伊達政宗公の長女「五郎八(いろは)姫」が持つ柔らかな印象も重ねています。
「宮城F酵母」で仕込み、低温発酵させ丁寧に醸された、芳醇で柔らかな口当りの「吟のいろは」を、山和が爽やかな香りと綺麗な旨味でバランスよく仕上げました。