
故・黒瀬勉杜氏が、その長いキャリアの最後に辿り着いた「集大成」。それがこの、「なかまた」です。
最大の特徴は、一般的な25度でも、原酒の37度でもない、「28度」という絶妙なアルコール度数。これは、貯蔵酒を巧みにブレンドし、最も芋の甘みが際立つ瞬間を計算し尽くした結果です。この「3度の差」が、驚くほどまろやかで、深いコクを生み出しています。
錯覚するほどの「甘み」と、濃密な「香り」
麹には「河内黒麹菌ゴールド」を使用。さらに、黒麹ならではの深い味わいを損なわないよう、あえて無濾過に近い状態で瓶詰めしています。
ひと口含めば、鼻に抜けるのは芳醇な芋の香り。本来、糖分を含まないはずの焼酎でありながら、「甘い」と錯覚してしまうほどの濃厚な旨みが口いっぱいに広がります。地元で「こいごい(濃い濃い)」と表現される、その力強くも優しい喉越しは、一度体験すると忘れられません。
お湯割りで、香りがさらに花開く
どの飲み方でもバランス良く楽しめますが、特におすすめしたいのは「お湯割り」です。お湯を注ぐことで28度という度数のポテンシャルが解き放たれ、甘い香りがより一層引き立ちます。晩酌の時間を、これ以上ない「まったり」とした贅沢なひとときに変えてくれるはずです。
限られた店にしか並ばない「なかまた会」特約店限定品
流通経路が限られているため、どこでも手に入る酒ではありません。中俣酒造のラインナップの中でも、まろやかで甘い香りのとても飲みやすい甘口焼酎です。伝説の杜氏が遺した、芋焼酎のひとつの完成形をぜひご堪能ください。