
山口県岩国にて醸される銘酒・雁木より、最高峰の逸品『MUSUHI』のご紹介です。
使用されている山田錦は、2018年の西日本大豪雨で起きた土砂崩れによって一度は耕作放棄地となった、山口県岩国市の山間部・周東町祖生(そお)にある棚田の米。農地の回復力を信じた地元の若手米農家3人が発憤興起し、棚田を再生。自然農法・有機栽培された米だけで醸した特別な逸品です。数値による味の想像を全て捨て、まっすぐこの一本と向き合ってほしいという想いから、スペックは非公開となっています。
MUSUHIとは、古事記や日本書紀に登場する、万物の根源とされる造化三神・タカミムスヒやカムムスヒの名前の一部「ムスヒ(産霊)」から取った言葉。「生成」「原初に戻る」「死から再生する」エネルギーと解釈されていて、再生された田圃で栽培された米を使用するこの酒に相応しい名前です。
澄み切った空気と透明で清らかな水、そして豊かな大地に囲まれ、有機栽培で逞しく育った米のパワーをそのままに醸した逸品。凝縮された祖生の自然とその魅力をご堪能ください。
テイスティングコメント
派手な香りではなく、自然で清楚な雰囲気を感じる、まるで祖生の澄み切った空気を映し取ったかのように清らかな香り。透明感溢れる美しい味わいの中には、洗練された辛さと見事に磨かれた繊細な味わいが咲き誇ります。ほのかな甘みやしっかりとキレのいい酸味、さらに立体的に舞い踊る旨味。全体のバランスが素晴らしく、凛とした味わいの珠玉の逸品です。