黒龍酒造は2024年に創業220周年を迎えました。それを記念して発売される特別な逸品『220周年記念 純米大吟醸 3本セット』のご紹介です。
吟醸蔵としての礎を築いた六代目、黒龍ブランドを確立した七代目、そして日本酒の更なる価値創造を推し進める八代目。代々受け継いできた酒造りの技で、時代ごとの『黒龍』を巧みに表現した、極上の純米大吟醸酒です。
黒龍らしい黒を基調としたオリジナルボトル。ラベルにはそれぞれの時代をイメージした筆の「はらい」があしらわれています。化粧箱には、前身である水野酒造場時代から使用してきたとされる黒龍の「三つ爪」マークを刻印。3種とも全て兵庫県産の山田錦を40%精米で使用。奥行きのあるリッチな余韻が伝統と格式を感じさせる、一度きりの特別な限定セットです。
◆六代目 水野義太郎の『黒龍 純米大吟醸 六・義』
「良い酒をつくれば、人は必ず支持してくれる」という信念のもと強い情熱を持ち、とりわけ吟醸造りに注いだ情熱と魂は現在の黒龍の礎となっています。和三盆のような甘美さに、ハーバルなニュアンスも感じられる香り。滑らかな質感と、繊細な味わいが広がります。余韻に現れたほろ苦さが味わいをギュッと引き締める、まさにクラシカルな要素を感じさせるスタイルです。
◆七代目 水野正人の『黒龍 純米大吟醸 七・正』
フランスでワインを学び、その熟成技術を日本酒へ応用して『大吟醸 龍』を生み出し、大吟醸酒市販化の先駆けを歩んだ七代目。『黒龍』ブランドを確固たるものにさせました。 もぎたての青リンゴ、レモンピールを思わせる繊細で上品な香り。ユリのような華やかなニュアンスや微かにスパイシーな印象も。瑞々しい酸が、凛としたスタイリッシュな味わいを形成。リッチでエレガントな余韻が続きます。
◆八代目 水野直人の『黒龍 純米大吟醸 八・直』
伝統と革新の融合を推し進めながら、日本酒の新たな価値を問い続ける八代目。歴代の造りを受け継ぎ、さらに洗練させたスタイルは、世界中で愛される『黒龍』の味を生み出しました。 熟したバナナやパウンドケーキのようなリッチな香り。フレッシュなアーモンドのニュアンスに、ハーバル感も重なる特徴的な香り。柔らかな口当たり。濃密でボリューミーな旨味、インパクトのあるビターさが広がります。苦味と甘みが見事に奏で合う、奥行きのある仕上がりです。