
育った大地のエレルギーが存分に含まれた「玄米」でこそ、お米の持つ本来の個性を
最大限に表現できるのではないかと考え造られたお酒。
玄米を80%、残り20%は磨き80%の白米を使用。玄米の特有の強い個性と後味を少し和らげ、風の森らしい瑞々しさを表現。玄米のワイルドさとの両立を図りました。
仕込みの配合、もろみの温度経過や麹を見直し、独自の発酵タンクで、日々の分析と香味の変化をとらえ、緻密に発酵を制御。
「ALPHA 8」は今後もさらに試行錯誤を繰り返し、玄米を用いた酒造りの可能性を追求、進化を続けます。
色は艶やかなシャンパンゴールド、秋の果実のような豊かな香りを感じます。
ごく微量の炭酸ガスと穏やかな有機酸でスムーズな口当たり。
前回よりも甘味は控えめながら、そのとろみが味わいに立体感をもたらします。
クリアな後味と穀物由来の旨味が、口中に心地よく広がります。
「Ver.1」から更に驚きの変化を遂げた「 ALPHA 8 〜大地の力〜」。
その進化の過程と、「玄米」で醸された独特の風味をぜひお楽しみください。
【Amorphous(アモルファス)製法】とは
「風の森 ALPHA 8 〜大地の力〜」は油長酒造独自の【Amorphous(アモルファス)製法】によって玄米(精米歩合100%)による仕込みを実現。
「その米の特性や土地の力を表現する。」ということの本質に迫りました。
お米が持つ結晶化したデンプンを特殊な加熱処理によって非結晶化(Amorphous)したお米を使用した醸造法。
これによってお米の溶解性を高め、たんぱく質や油分の分子構造を変質させることで
これまでにない味わいの日本酒を造ることが可能になります。