「みむろ杉 木桶菩提もとシリーズ」から「東木桶-壱号」のご案内です。
「東木桶-壱号」とは、仕込まれる木桶の名前。
東西南北と4種あるうちの東の木桶、壱号は仕込み号数を表します。
日本酒の新しい価値創造を念頭に「三輪」の地でしか出来ない「文化×歴史×土壌×手仕事」に拘り造られています。追及されつくされた透明で滑らかな飲み口に加え、菩提もと造りならではの力強さと厚みのある味わい、そして木桶に棲みつく微生物が生み出す複雑味と香り、一見相反する要素が酒の神が宿る三輪の仕込のちからで絶妙な調和を醸しています。
1本目はそのままの味わいを、2本目は熟成を楽しみ、3本目は記念日までじっくりと寝かせておく…という楽しみができる日本酒の新たな可能性を秘めたお酒。
神秘的な雰囲気のラベルテーマは「神仏習合」。仏教のテーマとして尊ばれている青蓮華の葉をモチーフに、大神神社と深い関係のある白蛇と兎、御神花のササユリがあしらわれています。裏ラベルにある「シダーマーク」はその熟成度により色と本数が変化していく仕組み。
日本最古の神社の麓にて、日本最古の手法で醸す神秘の酒。
悠久の時の流れを、ぜひ味わい感じてみてください。
【「木桶造り」とは】
現在はホーロータンクの普及により、手間暇がかかりすぎる木桶で日本酒が造られることはめっきり減ってしまいましたが、自然のメカニズムを利用し出来上がる「木桶」を使った日本酒の味は格別の旨さになります。
お酒を造るのに使用されているのは優れた特性を持つ、高級材「吉野杉」使用。
【菩提もととは】
奈良県は「清酒発祥の地」と呼ばれています。その由縁は現代の酒造りの基礎となっている「酒母」の概念が奈良県で確立されたことにあり、その「酒母」こそが「菩提もと」です。この特別なお酒は、味わいに複雑みがあるため、【熟成】による変化を大いに楽しむことができます。