春鹿の季節限定酒、「中取り」の春鹿超辛口です。
蔵元の看板商品である『春鹿 純米超辛口』は、毎年数十本分の醪を仕込みます。
その中でも古川杜氏が自ら厳選した醪の中から、搾られる際に最初に送り込む無圧流出の部分だけを採り、アルコール度数を調整し生詰、湯煎瓶燗したものが『純米超辛口 中取り』です。
この"無圧部分"は一本の醪からおよそ45%分しか取れない希少な部分です。
今年の中取りでは醪二本分を瓶詰め。
旨みを逃さぬよう、湯煎瓶燗され、シャワーと冷水により急冷されています。
今回の火入作業では急冷の技術が昨年よりもさらに向上し、より濃密に旨みを閉じ込めることができたという嬉しい情報も。
『純米超辛口』のキレはそのままに、味わいを追求した「中取り」。
食にも抜群の相性を誇る春鹿の限定酒をお楽しみ下さい。

使用米：五百万石 磨き：60％ 
味わい：淡麗辛口
日本酒度：+12
酸度：1.7

日本で最初の国際都市「奈良」は日本酒発祥の地といわれています。今西家はこの地で明治１７年(1884年)より 酒造業を始めました。 蔵元は春日大社や東大寺などの世界遺産にほど近い、昔の風情を残す奈良町にあります。 酒銘の由来は、春日の神々が鹿に乗って奈良の地へやってきたという伝説から、「春日神鹿」（かすがしんろく） と名付け、後に「春鹿」（はるしか）に改め今日に至っています。