お酒を搾る際、一番最初に垂れてくる「あらばしり」と、一番最後に垂れてくる「責め」の部分を除き、香味の安定した真ん中部分のみを瓶詰めする「中取り」。
風の森ではその贅沢な中取り部分を更に数個のタンクに分けて貯蔵。
分けられたタンクの中でも一番旨みが安定したタンクのお酒のみを厳選したものが「真中採り」シリーズとなります。
酒米の王様「山田錦」での真中採りです。
「山田錦」シリーズは、香味のバランスが良く、苦みや酸味も全体の旨みを束ねる重要な要素として存在しています。
そんな山田錦の真中採りの風の森は、シャープさと旨味が見事に混在した風の森！
ヒンヤリと射貫くような鋭い旨さが舌を刺激したかと思うと、その旨みが今度は全体に降り注ぎ、舌全体を包みます。
真中採りシリーズの中でもかなり好きな方が多いカモしれません、この味わい！
こちらも問答無用でレア酒ですので、是非お楽しみ下さい！

使用米：山田錦　　磨き：80％

300年の伝統をもつこの蔵の主役は、20代、30代の若者たち。
『日本酒の価値とは何か？それは、人が食事をして酒を飲む。という日常を、より豊かに愉しいひとときに変える事だと思う。そのために風の森はどのような日本酒を造り、その役割を担うのか。お酒を飲むという一連の動きの中で人間の五感をくすぐる酒を提供したい。そのためには活き活きとしたライブ感あふれる日本酒を造りたい。』
このような想いを追求しながら、 若い力で世界に挑戦する日本酒を生み出しています。